新型コロナウイルス感染防止対策のため外出の自粛が求められていて、来客が少なくなった飲食店では自転車を利用した配達代行サービスを利用している店も少なくありません。
配達代行サービスのニーズが高まってくると、配達員の自転車が事故にあうケースが当然増えてきます。
配達員は、専門の交通安全教育を受けているわけではないのでなおさらです。
さる5月6日、東京都杉並区の交差点で、配達員の自転車が左からきた軽乗用車と衝突して死亡する事故がありました。
配達員は21歳の大学生で、店に料理を受け取りに行く途中だったということです。
どのような状況で事故が起きたかは定かではありませんが、配達代行サービスの自転車は一刻も早く料理を届ける使命があるために先を急いでいることが多く、急に道路を横断するなど予測がつかない行動をすることが少なくありません。
車を運転するドライバーとしては、配達代行サービスの自転車を見たら、その動静には十分に注意しておかなければなりません。とくに、スポーツタイプの自転車はスピードも速いので、警戒しておきましょう。
(シンク出版株式会社 2020.5.13更新)
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