消毒用アルコールの車内放置に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

消毒用アルコールの車内放置に注意

 

 気温が上昇し日差しも強くなってきました。5月といっても直射日光が非常に強い日が増えるので、車内温度は急上昇して、70℃を上回る恐れがあります。

 子どもやペットを車中に放置することは熱中症などの重大な危険につながると、何度も朝礼話題でお伝えしてきました。

 

 これらの危険に加えて、最近、消防署で警戒を呼びかけているのが消毒用アルコールによる火災事故の危険性です。

 新型コロナウイルスの感染予防のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、アルコールの濃度が60%以上の製品は「消防法上の危険物」に該当し、蒸発しやすくて蒸気が引火事故を起こす危険が大きいからです。

 

 ポンプ式のアルコール消毒器の近くでタバコを吸おうとして手に火が燃え移ってしまう映像が、東京消防庁の啓蒙動画ページで公開されていますが、同庁では、火気を近づけるだけでなく直射日光の当たるところに容器を置くことも危険だとしています。

 

 車の中に消毒用アルコールを放置すると、容器の破裂や火災の危険があります。外出時の消毒用に使用するのはいいのですが、車の中には放置しないように注意しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2020.5.18更新)

■バス事業者のための点呼DVDを新発売

 バス運送事業にとって、毎日の点呼は安全運行の確保にとって極めて重要ですが、いざドライバーと向き合うと何を話せばいいのか、戸惑う管理者も少なくありません。

 

 本DVDは、バスの安全運行に欠かせない「点呼」のポイントを管理者とドライバーのやり取りによって具体的に紹介しています。

 乗務前点呼はもちろん、乗務途中の点呼、乗務後点呼においても、点呼者が忘れてはならないチェックポイントを映像でわかりやすく理解することができますので、毎日の点呼の参考にしていただくことができます。

 

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示