新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、不要不急の外出を控えることが要請され、自宅で飲酒する人が増えています。
自宅でお酒を飲むのはいいのですが、そのまま車を運転して飲酒運転をする人も目立っています。
さる4月20日午後6時すぎ、神戸市垂水区内で酒を飲んだ状態で車を運転し、信号待ちの単車に衝突する事故がありましたが、運転者は「新型コロナウイルスの影響で自宅にいることが増え、妻と口論になり、ドライブに出掛けた」などと話しています。
また、5月4日午後7時半ごろ、愛知県一宮市で車のタイヤが側溝にはまって動けなくなり、運転者の呼気から基準値以上のアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで逮捕されています。
運転者は、「友人の家で酒を飲んだ。新型コロナで旅行ができないので、友人とバーベキューをしていた」などと話しています。
その他にも、家で昼間から酒を飲んでいて追加の酒を買いに行ったり、友人や恋人に会いに行こうとして飲酒運転するケースなどがあります。
全国に出されていた緊急事態宣言が解除されましたが、これからも自粛要請が出ることも予想されます。家で酒を飲んだ後は、どんな事情があっても絶対に車を運転しないでください。
(シンク出版株式会社 2020.5.27更新)
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