車線規制の標識が出たら早めに車線変更を

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる5月20日午前11時半ごろ、愛知県尾張旭市の東名高速道路を走行していたトラックが、リニューアル工事のため停まっていた工事車両に衝突する事故がありました。

 

 事故の現場は片側2車線の直線道路で、工事のため追越車線を規制していましたので、トラックドライバーの前方不注意が事故の原因とみられています。

 

 高速道路を走行していると、車線工事のために一方の車線を規制している現場に出くわすことはよくあります。

 

 そういう現場の手前には、かなり前から「前方工事のために追越車線を規制している」等の標識や標示が出ています。

 

 そういった車線規制の標識などを見ると、ほとんどのドライバーは早めに車線変更をするのですが、なかには規制が始まる手前まで走行してから車線変更をすればいいと考えている人もいます。

 

 そのとき、すんなりと車線変更ができればよいのですが、走行車両が多くてなかなか入れないこともあり、無理に入ろうとすれば事故のリスクを高めることになります。

 

 車線規制の標識を見たら、まだ先だからと考えずに、すみやかに車線変更をしてください。そうすれば、工事車両に衝突する事故はまず起きないでしょう。 

(シンク出版株式会社 2020.6.10更新)

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