日本各地で大雨が降っており、河川が氾濫したり、土砂崩れが起きて、走行中の車が巻き込まれる事故が起きています。
さる7月7日午前4時50分頃、広島市東区の県道を走行していたバイクが陥没した道路で転倒し、乗っていた男性が意識不明の重体になる事故がありました。
県道は片側1車線で、長さ15m、幅1mにわたって陥没しており、大雨で道路のそばを流れる川が増水し、崩れたとみられています。
大雨の影響で道路ごと陥没したり、道路の全てに土砂崩れがある場合には、遠くから見てもある程度異常がわかるので用心して近づくことができると思います。
しかし、少ししか陥没していない場合には、遠くから見ると異常のない道路のように見えますので、油断して走行しがちになります。そして、近くまで行って初めて陥没していることに気づいたときには、手遅れということになります。
大雨が続いているときには、川沿いの道路は陥没している危険が高くなりますので、注意しながら慎重に運転してください。できれば、川沿いの道路は走行しないほうが安全です。
(シンク出版株式会社 2020.7.16更新)
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