最近また、キックスケーター(キックボード)に乗っていた小学生の交通事故が発生しました。
神奈川横浜市で、さる8月1日午後1時ごろ、キックスケーターに乗って遊んでいた近くに住む小学4年(9歳)の男の子が信号機のない交差点に進入し、右側から直進してきたワゴン車にひかれたのです。
この男の子は弟と2人で帰宅途中だったということで、衝突によって頭を打ち意識不明の重体となっています。
キックスケーターにブレーキはなかったということです。ブレーキ付きのキックスケーターも市販されていますが、小さな子どもには操作が難しい場合があります。
なおキックスケーターは軽車両ではなく遊具の扱いですから、交通が頻繫な公道での使用は禁止されています。ただし、罰則はありません。
ローラースケートをはじめとして、こうした遊具に乗っていて危険な飛出しなどにより事故となった場合は、子どもの側にも過失責任が発生しますが、自動車側の過失責任のほうが大きいのが一般的です。
夏休みですが、コロナウイルスによって帰省が制限されているため、生活道路の路上で遊んでいる子どもは少なくないと思われます。
見通しの悪い交差点などでは、交通量が少なくても子どもの飛出しなどに十分に注意して走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2020.8.13更新)
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