台風シーズンとなってきました。これから9月にかけて日本列島に近づき上陸する台風もあり、暴風や大雨の心配があります。
また、最近は日本列島近くの前線が刺激されるだけで、各地に局地的な大雨を降らすことがあり、車が水没するなどの事故がたびたび発生しています。
そこで、国土交通省は台風シーズンに備えて、水没した車両からの脱出手順の確認や脱出用のハンマーの搭載について、WEBサイトに啓蒙チラシを掲載し、運転者に警戒を呼びかけています。
同省のチラシや資料によると、冠水した道路を車で走行中にエンジン等が停止し移動できなくなる危険性があり、水位によっては水圧等で車両からの脱出が困難になるとして、水位が低いうちに脱出する重要性を訴えています。
また、水位が上がってドアが開かなくなったときのために、窓ガラスを割ることができる脱出用ハンマーを常備しておくことの重要性や、前面のフロント合わせガラスはハンマーでも割れないことなどについて解説しています。
なお、脱出用ハンマーは安い粗悪品に注意し、信頼のおける自動車用品店でガラスを割る強度があることを確認してから(JISマークなど)購入しましょう。
(シンク出版株式会社 2020.8.19更新)
※詳しくは、国土交通省の「報道発表資料」WEBサイトを参照してください。
最近は地球温暖化などによる異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪などによる自然災害が多発しています。
また我が国は地震大国ですので、いつ何時、大きな揺れに襲われるかもわかりません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本冊子は、運転中に自然災害に見舞われた以下の6つの運転場面を提示しています。それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。