さる8月27日午前6時55分ごろ、宮城県東松島市の市道を走行していた乗用車が横断歩道を歩いていた女性をはねる事故がありました。
事故の現場は、見通しのよい直線道路で、横断歩道には信号はなく、乗用車を運転してた男性は「歩行者の存在に直前になって気づき、ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。
一般的に、地方の市道の早朝といえば、走行車両も少なく空いていますし、そうした道路では信号機のない横断歩道があっても、横断している人はほとんどいないと思います。
そうした交通環境が続くと、運転者は油断をしてしまい、横断歩道があってもあまり注意を払わなくなってしまいます。
運転者の意識のなかで、「横断歩道がある」→「横断歩行者はいない」という図式が出来上がってしまうのです。
そういう状況下で運転していると、たまに横断歩道を渡っている人がいても、横断者として認識するまでに非常に時間がかかってしまいます。また、横断している歩行者が道路の路面に溶け込んでしまい、発見が遅れるという面もあります。
いずれにしても、信号のない横断歩道では横断者に注意してください。
(シンク出版株式会社 2020.9.3更新)
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