さる9月5日午後3時40分頃、香川県観音寺市の高松自動車道を走行していた乗用車が運転操作を誤り、道路左側のガードレールに衝突する事故がありました。
事故当時、雨が降っていて乗用車がスリップした可能性があるということです。
この事故で、乗用車に乗っていた5人のうち、助手席に乗っていた女性は軽傷で済んだのですが、後部座席の3列目に乗っていた男子高校生が車の外に投げ出され頭を強く打って死亡しました。
この事故を見ていると、助手席の女性はシートベルトを着用していたので助かったと思いますが、後部座席に乗っていた高校生はシートベルトを着用していなかったために、外に投げ出されたものだと考えられます。
車に乗るとき、助手席だとシートベルトを着用するのですが、後部座席だとシートベルトを着用しないという人が少なからずいます。そういう人は、心のなかに「後部座席なら事故が起きても大丈夫」という意識があるのだと思います。
しかし、この事故をみてもわかるように、後部座席でもシートベルトを着用していないと、事故の衝撃で外に投げ出されて死亡することはよくあります。
車に乗るときは、全席でシートベルトを着用しましょう。
(シンク出版株式会社 2020.9.16更新)
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