上向きライトの重要性を再認識しよう

 最近、日が暮れるのがめっきり早くなったと感じませんか?

 

 10月の日没時間は夏至のころ(6月21日)と比べて2時間ほど早くなっています。夏前にはまだ夕方だと感じていた6時半ごろにはもう真っ暗になるため、走行中はライトの使用が重要になっています。

 

 対向車や前車のいない場所で、すぐにライトを上向きに切り替えていますか? 上向きライトでないとなかなか歩行者を見つけられません。

 

 下向きライトでも、歩行者が反射材を着用していると57メートル離れた距離から車のドライバーが歩行者を発見できるという実験結果がありますが、反射材を着用する人は非常に少ないというのが実態です。

 

 全日本交通安全協会のアンケートによると、反射材を実際に使用している人は歩行者全体の約2割にとどまり、着用しない理由では「身に着けるのは面倒くさい」が最も多く、次いで「自動車などがライトを点灯しており、歩行者を簡単に見つけられるので必要ない」が多く見られました。

 

 下向きライトの状態では40メートル以上先の歩行者はほとんど見えていないのですが、歩行者のほうは近づいてくる明るい車のライトを見て「自分はドライバーから見えている」と思い込んでいるのです。このギャップが夜間の歩行者事故に結びつく一因となっています。

 

 ドライバーとしては反射材の着用に期待しないで、積極的に上向きライトを活用して歩行者の発見に努めましょう。 

(シンク出版株式会社 2020.10.6更新)

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