コンビニなどではバック駐車を基本にしよう

写真はイメージです
写真はイメージです

 コンビニの駐車場などに車を止めるとき、後ろ向きに駐車するか、前向きに駐車するか、迷うことがあります。

 

 駐車するときに楽なほうは、前向きに止めるほうなのですが、そうすると後ろ向きに出なければなりませんので、狭い駐車場では結構神経を遣うことになります。

 

 和歌山県の湯浅警察署で駐車場内の事故を調査したところ、今年1月~7月末現在で143件発生しており、そのうち108件が後退時の事故でした。

 

 そのうち、前向き駐車からバックで出庫する際に起きた事故が76件あったのですが、後ろ向き駐車する際の事故は32件しかなく、バックで出庫する際の事故が2倍以上発生していました。

 

 確かに、バックして入庫するときには、駐車スペースの周りにあまり人がいないことが多いのですが、バックして出て行くときには通路に出ていきますので、他の車や人が通っていることが多く、事故のリスクも高くなります。

 

 事故防止の観点から、コンビニやスーパーなどの駐車場に車を止めるときには、後ろ向きに駐車することと基本にしましょう。

 

 ただし、付近の住民に排気ガスなどで迷惑をかけないように、「前向きで駐車してください」などの表示がある駐車場では、表示にしたがって前向きに駐車してください。

 

(シンク出版株式会社 2020.10.8更新)

■バック事故対策に最適の一冊

 冊子「自分で気づこうバック事故の危険【改訂新版】」は、バック時の自身の運転をチェックすることによって、具体的な危険に気づくことのできる、ドライバーのためのバック事故防止教育教材です。

 改訂版では、旧版の4場面に新たに「狭路へのバック」「道路端に駐車する際のバック」の2場面を加えた計6場面のイラストを見ながら、5つの質問にハイ・イイエで答えるだけで、バック時における自身の危険性に気づくことができます。

 巻末には付録として「バック事故を防止するための具体的方策」を掲載しています。バック事故を防ぐための対策を考える際のヒントとしてご活用ください。 

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。