さる11月25日午前8時50分ごろ、京都市の名神高速道路を走行していたイタリアの高級車であるランボルギーニが、前方のトラックと右車線の乗用車の狭い隙間を無理に抜けようとして両方に衝突して、計4台の車がからむ事故がありました。
高速道路を走行していると、事例のような外国の高級車が車の間を縫うように走り去っていく光景を目にすることがあります。
わずかしかない車と車の間に、無理矢理に車線変更をしていくのをみると、事故を起こすのではないかとヒヤヒヤします。
高級な車に乗っていると、その性能を試したくてスピードを出したくなる気持ちはわからないでもありません。
しかし、日本の高速道路は、ほとんど制限速度がないドイツのアウトバーンのようにいくらでもスピードが出せる道路ではありません。
スピードを出せばすぐに前の車に追いついてしまいますし、そうなれば車線変更を繰り返すことになり、まるでレース場を走行しているようになります。
それでも、レーサーのように抜群の運転テクニックがあれば、スイスイと追い抜いていけるのでしょうが、そもそもレースをしている人は一般公道でそのような運転をしません。
公道をレーサー気取りで運転していると、いつかは事故を起こすことになりますので絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2020.12.4更新)
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