先日、ニュース番組で高速道路のジャンクション付近を走行した軽自動車が、左車線から強引に右車線に車線変更してきたトラックと接触するドライブレコーダーの映像が放映されていました。
この映像をよくみると、強引に車線変更したトラックの前にジャンクションから合流してくるトラックがあり、そのトラックを避けようとして右車線に無理に移動してきたように見えました。
高速道路のジャンクションでは、往々にして合流してくる車と走行している車が意地の張り合いをして、危険な場面を生むことが少なくありません。
この事例の場合、軽自動車と接触したトラックが少しスピードを落として、合流してきたトラックを前に入れてあげれば、こうした事故を起こさないで済んだと思います。
ジャンクション付近では、合流する車は走行してくる車の前に入りたい、本線を走行している車は合流してくる車よりも先に行きたい、あるいは合流してくる車を避けて車線変更するなど、それぞれの車が違った思惑を持って強引な行動してきます。
ジャンクション付近を走行するときには、隣車線の車や合流してくる車の動きを注視し、強引な動きをする車とは距離をとるようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2020.12.16更新)
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