さる12月5日昼ごろ、山梨県忍野村の道路を走行していた乗用車が道路を横断してきた3歳の男の子をはねて死亡させる事故がありました。
事故の現場は、片側1車線の信号機や横断歩道のない直線道路で、男の子は祖母と一緒にいて道を渡ろうとしていたところをはねられたものです。
事故の状況は定かではありませんが、男の子が祖母から離れて渡っていたのではないかと思います。
車を運転するドライバーとしては、前方に子どもだけがいたとすると、もしかして飛び出してくるかもしれないと警戒するのですが、親などと一緒にいると、「親が子どもを見ているので大丈夫だろう」と結構油断しがちになります。
しかし、3歳くらいの子どもは親が側にいても急に飛び出してくることがありますし、その傾向は女の子よりも男の子のほうが強いと言われています。
前方に親と一緒の子どもがいても、決して油断しないでください。子どもが一人でいると考えて、その動向に注視してスピードを落とし近づくようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2020.12.17更新)
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