さる12月24日午後4時すぎ、北海道亀田郡七飯町のアパート駐車場でバックしようとした軽乗用車が、4歳男児をはねて大けがをさせる事故がありました。
軽自動車は、配達のためにバックで駐車しようとしており、軽乗用車の男性ドライバーが後ろをよく見ずにバックしたのが原因とみられています。
男児の周りに保護者はいませんでした。
一般道路上でバックする際には、後方の安全確認をきっちりと行う人でも、駐車場などでは後方の安全確認が疎かになることは少なくありません。
その背景には、バックするドライバーの「他の車や歩行者がいないだろう」という油断や思い込みがあります。
そのため、広く後方の安全を確認することなく、進入する先をチラッと見ただけでバックすることがあり、左右から近づいてくる歩行者を見落としたりしがちです。
また、子どもは身長が低いために他の駐車車両の死角に隠れてしまうことがあり、ドライバーから発見するのが難しかったり、発見が遅れることが多いのです。
駐車場内でバックするときも油断しないで、左右から近づてくる歩行者などはいないかをしっかりと確認してから車を動かすようにしてください。
(シンク出版株式会社 2021.1.12更新)
小冊子「自分で気づこうバック事故の危険【改訂新版】」は、バックする時の自身の運転をチェックすることによって、具
改訂版では、従来の4場面に新たに「狭路へのバック」「道路端に
巻末には付録として「バック事故を防止するための具体的方策」を