温暖な地方でもスリップ事故に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 今年の冬は例年以上に寒さが厳しく、九州南部や四国、太平洋沿岸側など比較的温暖な地方でも積雪や路面凍結などによるスリップ事故が多発していますので注意が必要です。

 

 さる1月13日朝、静岡市駿河区の国道150号の南安部川橋で路面凍結によるスリップ事故が多発して約2時間にわたって通行止めとなりました。

 

 このコーナーで何度も言っていますが、道路周辺に積雪がなくても、橋の上は風が吹きさらしになるため、夜間や早朝には路面の温度が低下して凍結しやすくなります。

 

 寒冷地のドライバーは、ほとんどスタッドレスタイヤを履いており、そうした凍結しやすい橋や高架部分なども頭に入っていて、走行するときには注意しています。

 

 ところが、最低気温が滅多に氷点下にならない地方のドライバーは、頻繁に寒冷地に出かける人以外は夏タイヤのままですし、橋の上の路面が凍結しているという意識があまりありませんので、乾燥路面を走行している感覚で運転してスリップ事故を起こしてしまいます。

 

 今年の冬は、温暖な地方でも路面が凍結することがありますので、早朝などに運転するときには、スリップに十分注意してください。

 

(シンク出版株式会社 2021.1.19更新)

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