さる1月23日夜、福井県大野市の副市長が飲酒運転で物損事故を起こしました。
副市長は、大野市内の2か所の飲食店で市職員2人と約3時間にわたって会食した後、代行運転を利用しましたが、自宅付近で自ら運転しカーブミラーに衝突したということです。
酒を飲んで代行運転で帰るのはいいのですが、途中で代行運転を帰して自ら運転して、事故を起こしたりするケースは決して珍しいことではありません。
今回のケースがどのような理由だったのかは定かではないのですが、途中のコンビニの駐車場などに寄って、「酔いを醒まして帰るから」などと言って代行運転者を帰してしまうケースが結構多く見られます。
また、自宅付近の道路が狭かったり、複雑な道路形状をしていたりすると、近くの空き地などに止めて代行運転を帰して自分で運転しようとするケースもあります。
いずれにしても、せっかく代行運転を依頼しているのですから、途中で帰して飲酒運転をするのは、何のために代行運転を頼んだのかと思います。代行運転を依頼したら自宅まで帰るようにして、途中で降りて自分で運転しないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2021.2.3更新)