屋内駐車場での一酸化炭素中毒に注意

写真はイメージです。本文事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文事故とは関係がありません

 車を運転中に大雪などで動けなくなり、車内でエンジンをかけて留まっていた運転者などが、一酸化炭素中毒で死亡する事故がときどきあります。

 

 ところが、こうした車の排気ガスによる一酸化炭素中毒になるケースは、車の中だけではないようです。

 

 さる2月6日午前9時50分ごろ、札幌市の3階建てアパートの住人から「ろれつが回らず動けない」と110番通報があり、ほかの住民2人からも同様の症状を訴えがあり、いずれも救急搬送されるという事件がありました。

 

 警察では、アパートの1階の車庫のシャッターは閉まったままで、エンジンをかけて止まっていた車の排気ガスが充満して、1階から3階までアパート内に一酸化炭素が充満したものとみています。

 

 今回の事故では、命に別状がなかったということですが、過去には車庫でエンジンをかけたまま眠ってしまい住民3人が一酸化炭素中毒で死亡するケースも起きています。

 

 1階に車庫があってその上に住居がある建物では、エンジンをかけたままにしておくと一酸化炭素中毒の危険があります。屋内では、車庫のシャッターを降ろしたままでエンジンをかけっぱなしにしないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2021.2.19更新)

■「安全管理の法律問題シリーズ」新刊を発売

 この冊子は、事業所の安全業務を行うにあたって、さまざまな法律上のトラブルから事業所を守るために知っておきたい法律知識を清水伸賢弁護士が分かりやすく解説する「安全管理の法律問題」の続編です。

 

 前作では紹介できなかった事例を中心に、疑問点の多いテーマを取り上げていますので、前作をご購入いただいた方にもおすすめの内容です。

 

 各テーマにはチェックリストや、ポイントをビジュアルに紹介していますので、難解な法律知識もわかりやすく理解することができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月26日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。