積荷の不安定な車とは車間距離をとろう

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 先日、ニュース番組で、前方のトラックから鉄パイプのようなものが落ちてきて、後ろの車が車間距離をとっていたために避けられた映像が流れていました。

 

 後ろの車の助手席に乗っていた女性が、前のトラックの荷台で鉄パイプが揺れているのを見て、「以前、鉄パイプが落ちてきて後ろの車のフロントガラスを突き破ったのを知っている」といった話をしていて、運転者が前のトラックから距離をとるように走っていたところ、鉄パイプが落ちてきました。

 

 車間距離をとっていたために、落ちてきた鉄パイプを余裕を持って避けることができたのです。

 

 平ボディのトラックに積まれている荷物は、固縛方法が不十分だったりすると荷物の一部が落下して、後続車などに当たる事故が少なくありません。

 

 そのため、荷物を積んでいる平ボディトラックの後ろを追従走行する場合には、荷物がきっちり固縛されているかをしっかりと観察しておく必要があります。

 

 もし荷物の固縛が不十分なら、後ろを追従するのはリスクが高いので、すぐに車線を変えるなどしてその車から離れるようにしなければなりません。それが無理なら、十分な車間距離をとるようにしましょう。 

(シンク出版株式会社 2021.3.25更新)

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