濡れた靴での運転は危険です

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません。
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません。

 さる3月22日午前6時前、福岡県北九州市のコンビニエンスストアで、車両が店舗に突っ込む事故がありました。

 運転していた男性は、車を止めようとしたところ、ブレーキペダルから足が滑り、誤ってアクセルを踏んだということですが、「雨で靴底が濡れていた」とも話しています。

 

 この事例のように、雨の日に運転するときにブレーキペダルを踏み外したりして、誤ってアクセルを踏むことがあるので注意しなければなりません。

 

 こうしたミスを起こす背景には、運転者が靴にあまり神経を遣っていないことがあります。事例の運転者がどのような靴を履いていたかは定かではないのですが、長靴など靴底がゴムでできていたりするものは、非常に滑りやすいので運転するときには履かないようにしなければなりません。

 

 もう一つ大事なことは、ブレーキを踏む位置です。日頃からブレーキペダルの端を踏んでいると、滑ったときに踏み外しやすくなりますので、ブレーキペダルの中央を踏む習慣をつけておくことが大事です。

 

 いずれにしても、車に乗る前に水たまりを踏んだりして靴が濡れている場合には、靴底をフロアマットで拭ってから運転する習慣をつけておきましょう。

 

(シンク出版株式会社 2021.4.5更新)

■雨天時など悪条件下の事故の危険に気づこう

 小冊子「悪条件下における事故防止のポイント」は、運転中に遭遇する「堤防道路」「トンネル」「雨天」「夜間」「渋滞」「山間部」といった悪条件下における事故防止を狙いとした教育教材です。

 

 それぞれの運転場面における注意すべきポイントを簡潔にまとめていますので、悪条件下における事故防止のポイントを簡単に理解していただくことができます。

 

 

 

 

 

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