令和3年4月1日から、いわゆる改正バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が施行されており、高齢者や障害者等が車椅子使用者用駐車施設等を円滑に利用するために配慮することが求められています。
今回の施行にあわせて国土交通省では、車の乗降の時、幅の広い駐車スペースが必要な車椅子を使用している人など車椅子使用者用駐車施設等を必要とする人が、そのスペースを必要な時に利用できるよう、4月1日から利用マナー啓発キャンペーンを実施しています。
この背景にあるのは、車椅子使用者用駐車施設等が設置されていても、障害のない人が駐車しているために、障害のある人が駐車できないといった問題があるためです。
こうした駐車スペースは、障害のある人があまり移動しないで済むように出入口やトイレに近い場所に設置されているのですが、心ない人などは、「空いているから」とか「トイレに近いから」と安易な気持ちで止めている人も少なくありません。
車を運転するすべての人が、高齢者や障害者等の移動の困難を自らの問題として認識し、その社会参加に積極的に協力する「心のバリアフリー」を推進しましょう。
(シンク出版株式会社 2021.4.9更新)
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