黄点滅信号の意味を理解していますか?

 さる4月16日午前5時前、高知県本山町の国道の交差点を走行していた軽乗用車が横断していた高齢歩行者をはねて死亡させる事故がありました。

 

 事故が起きた時刻は5時前で、日の出前の薄暗い時間だったので、横断していた歩行者を見落としたのではないかと思います。

 

 ただ、この事故の大きな問題点は、事故当時、交差点の信号は軽乗用車側が黄点滅信号だったということですので、軽乗用車のドライバーが黄信号の点滅信号の意味を正しく認識していれば、簡単に防げた事故だったことです。

 

 ドライバーのなかには、黄色が点滅している信号は、青信号と同じ意味で「進むことができる」と勘違いしている人が少なくありませんが、黄点滅信号は「他の交通に注意して進むことができる」という意味で、青信号と同じではありません。

 

 もっとも、青信号の「進むことができる」という意味も、「進め」という意味ではなく、歩行者や他の車などの状況がよければ「進んでもよい」という意味ですので、何が何でも「進んでよい」という意味ではありません。

 

 黄点滅信号の交差点を通過するときには、漫然と走行しないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2021.4.21更新)

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※監修

 信田正美(元・岐阜県警察本部交通部管理官)

 

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