強風に流されても慌てて急ハンドルを切らない

 さる4月30日午後2時ごろ、静岡市の東名高速で放送局の中継車が横転する事故がありました。

 車を運転したドライバーは「強風にあおられて、車がバランスを崩した」と話しているということです。

 

 高速道路を走行しているときなど、強風にあおられてふらつくことはありますが、横転することは滅多にありません。

 とはいえ、たまに横転することがあるのですが、その原因の大半は強風で驚いたドライバーがビックリして、急ハンドルを切ったりすることで起きています。

 

 たとえば、横風を受けて車が右に流されて車線をはみ出しそうになったとします。

 そのとき、慌てて元の車線に戻ろうと左に急ハンドルを切ったりすると、車体のバランスが崩れてコントロールを失うことがあります。

 

 それに驚いてさらに反対方向に急ハンドルを切ったりすると、ますますバランスを崩して、車体が大きく傾いて最後には横転することになります。

 

 走行中に突然強風に流されたりしたら、慌てて急ハンドルを切ったりしないで、スピードを落としてハンドルをしっかり握って徐々に元の車線に戻るようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2021.5.14更新)

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