さる5月31日午後4時45分ごろ、大阪府寝屋川市の国道の交差点で、右折しようとしていた乗用車と対向車線を直進してきた軽乗用車が衝突し、軽乗用車に乗っていた男女2人が死亡する事故がありました。
事故の現場は、見通しのよい直線道路で、付近の防犯カメラの映像では乗用車側の信号には右折の指示が出ていたということですので、軽乗用車が赤信号を無視したものと見られています。
交差点付近で右折待ちをしていて、右折の指示が出て曲がろうとするとき、直進車が強引に交差点に突っ込んでくることがあります。
ほとんどのドライバーは、突っ込んで来る車はスピードを出して来ますので、「止まる気がない」と判断して右折の指示が出てもすぐに発進しません。
ところが、なかには右折指示が出ると、「対向車は止まるもの」と早合点して、対向車の動きを見ずに右折する人がいます。そのとき、直進車が強引に突っ込んでくると避けることができません。
今回の事故の場合、どのような原因で起こったのかわかりませんが、右折指示が出て右折する場合には直進車の動きにも十分注意してください。
(シンク出版株式会社 2021.6.9更新)
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