ワゴン車は死角が大きいことを意識しよう

 

 いつもは乗用車に乗っている人がワゴン車を運転すると、車両感覚が違って戸惑うことが多いと思います。

 間違えやすいのはハンドル操作で、乗用車と比べて運転席が前にあることに気づかないまま少し早めにハンドルを切りすぎてしまい、後輪が縁石を踏んだりすることがあります。

 

 もう一つ気をつけたいことは、自車のボディがつくる死角が乗用車より大きいということです。

 

 さる6月16日日午後3時10分ごろ、北海道小樽市で信号交差点を右折していたワゴン車が横断歩道上の小学生2人をひいて、下敷きになった小学校低学年の女の子が怪我をする事故が起こりました。

 右折時に対向車線などを気にしていて右後方から横断してきた小学生らを見落としたものと思われます。

 

 右折時、横断歩道をやってくる歩行者は右サイドミラーには映りませんから、目視で右方向を確認する必要があります。

 このとき乗用車ならチラッと右を見れば背の低い小学生でも目に入るかも知れませんが、ワゴン車ではピラーやボディの死角に隠れてしまうことがあります。

 

 横断歩道の手前では一時停止して、左右をしっかりと覗き込んで確認することが重要です。

 

(シンク出版株式会社 2021.6.21更新)

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12月10日(火)

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