積荷が不安定なトラックの後ろは危険

写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません

 先日、高速道路を走行していた車のドライブレコーダーの映像で、前方を走るトラックの荷台からべニア板が飛んできて乗用車に直撃する様子がニュースで流れていました。

 

 乗用車はトラックとの車間距離をとって走行していたので、あまり危険な感じはしなかったのですが、それでも落下物が後方の乗用車に当たったのです。

 

 トラックは平ボディの荷台で、積荷にシートをかぶせていなくてロープだけで固縛していましたので、走行している間にロープが緩んで積荷が落下したのだと思われます。

 

 トラックの荷台が箱型のアルミバンの場合は、扉が開かない限り荷物が落下することはないのですが、荷台が平ボディのトラックの場合は、後ろを走行するときには注意が必要です。

 

 高速道路を走行するトラックの荷台には、橋の継ぎ目などで想像以上の上下振動がかかっており、しっかりとロープ掛けをしていても段々と緩んで、落下物が飛んでくることがあるからです。

 

 高速道路でトラックの後ろを走行する場合には、平ボディでシートもかぶせていないトラックの後ろを長時間走行しないようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2021.7.13更新)

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 周りの人々の安全はもちろん、自らの命や財産を守るためにも、こうした予期しない事態に対処する方法を知っておく必要があります。

 

 

 

 

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12月13日(金)

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