追突しそうなときは、まずブレーキを - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

追突しそうなときは、まずブレーキを

 皆さんは、わき見していて前車が止まっているのを発見したとき、どうしますか?

 

 とにかく、咄嗟に急ブレーキを踏んで衝突のダメージを少しでも減らすように行動するべきでしょうが、本能的にハンドルで避けようとする可能性もあります。

 

 このときハンドル操作で安全に回避できたらいいのですが、場合によっては事態を悪化させることがあります。

 

 さる、8月11日愛知県春日井市の交差点で、6台の車がからむ交通事故があり、3台が横転して7人が重軽傷を負いました。

 

 事故の発端は、信号待ちで停止していた車に後ろから来た軽ワゴン車が接触してそのまま赤信号の交差点に進入したことにあり、左右からきた車と次々と衝突、複数の横転事故が起こったようです。

 

 軽ワゴン車が急ブレーキを踏んで追突事故だけで終わっていたら、これほどの事故には発展しなかった可能性もあります。ハンドルで避けようとしたのではないかと疑いたくなる事例です。

 

 事故の詳細はわからず、これから事実が判明すると思いますが、強い急ブレーキを踏むと衝撃が弱められ、物損事故ですむケースが多くなります。

 

 事故防止には前方への注意を怠らないことが第一です。しかし次善の策として、ブレーキを踏むことを念頭に運転をしましょう。

(シンク出版株式会社 2021.8.13更新)

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