飲酒運転を隠そうとすると重罪に - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

飲酒運転を隠そうとすると重罪に

 

 さる8月12日午後2時半ごろ、札幌市東区の交差点で走行していた軽乗用車が、道路を横断していた自転車をはねて、乗っていた女子高校生が右足捻挫等のケガをさせる事故がありました。

 

 運転者はその場から逃げたのですが、約5時間後に隣の白石区にいるところを逮捕され、呼気検査で基準を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転とひき逃げなどの疑いで逮捕されました。

 

 運転者は「飲酒運転がばれると思って逃げた」などと供述しており、警察ではより罰則の重い「アルコールなど影響発覚免脱」などの疑いで書類送検しました。

 

 飲酒運転に対する世間の目は厳しいものがあり、重い罰則が設けられているのはご存知だと思います。

 そのため、飲酒運転で事故などを起こすと、飲酒運転の発覚を免れるためその場から逃げたり、さらにアルコールを追加で飲んで「今、飲んだ」と偽装工作をする人が後を絶ちません。

 

 飲酒運転がばれないようにする行為は、罪の上に罪を重ねる行為であり、さらに重い罰則を受けることになります。

 もっとも、飲酒運転をしなければ隠そうとする必要もありませんので、絶対に飲酒運転をしないでください。

(シンク出版株式会社 2021.8.20更新)

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