さる8月25日午前10時半ごろ、滋賀県大津市の国道を走行していた軽乗用車が右折待ちの乗用車に追突し、後部座席に乗っていた高齢者が死亡する事故がありました。
事故の現場は片側1車線道路で、軽乗用車は高齢者を自宅から市内の介護施設に送る途中でした。
片側1車線の道路を走行しているときに、交差点でない場所で右折待ちをしている車がいて、このときちょっとわき見などをしていて発見が遅れてしまい、あやうく追突しそうになったという経験は誰でも持っているのではないかと思います。
ドライバーの心理としては、交差点でもないし「こんな場所で右折する車はいないだろう」といった油断があり、右折待ちで停止している車の存在が頭になく、発見が遅れたりするのです。
片側1車線道路を走行するときには、交差点以外の場所でも右折する車がいることを頭に入れて、前方を走行する車の動きから目を離さないようにしてください。
一方、幅員の狭い片側1車線道路で右折する車の方にもリスクがありますので、できれば交差点以外の場所では右折しなくてすむようなルートを選択するようにしてください。
(シンク出版株式会社 2021.9.7更新)
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