翌朝の酒気残りに注意

 さる8月29日午前7時すぎ、鳥取市内の繁華街を自家用車で走行していた男性が、パトロール中の警察官に呼び止められてアルコール検査を受けたところ、呼気1リットル中0.3ミリグラムと基準値の2倍のアルコール量が検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕される事件がありました。

 

 逮捕された男性は、「アルコールは完全に抜けたと思った」と話しているということですが、いろいろな飲酒運転の実験に参加した経験から言わせてもらえば、呼気1リットル中0.3ミリグラムのアルコール量があれば、「完全に抜けている」という感覚を持つのは難しいと思います。

 

 「まだアルコールは抜けておらず少し酔っている」という感覚だったのではないでしょうか。

 

 それから、逮捕された時間が早朝であったということを考えると、どこかで仮眠をとったのだと思いますが、飲んでから少し時間が経つと、まだ体内にアルコールが残っていても抜けていると錯覚しやすいこともあります。

 

 いちばん酔っているときの感覚と比較するので、酔いが覚めたように感じてしまうのです。

 

 体内に入ったアルコールが抜けるまでには、思っている以上に時間がかかります。翌朝車を運転する予定があるときには、飲み過ぎに注意して酒気残りにならないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2021.9.8更新)

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