追越車線から強引に流出するのは危険

写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません
写真はイメージです。本文の事故とは関係がありません

 さる9月8日午前8時半ごろ、広島高速の宇品インターの出口分岐部分に乗用車が衝突し、運転者の男性が意識不明の重体になる事故がありました。

 乗用車の前部が激しくへこんでおり、分岐地点に設置してあるクッションドラムも大破していることから、かなりのスピードで衝突したのだと思います。

 

 高速道路の分岐地点に衝突する事故のほとんどは、無理に流出しようとしてコントロールを失ってぶつかっています。

 

 高速道路から流出する場合には、あらかじめ出口手前から走行車線に移っておけば、スムーズに流出することができるのですが、なかには、出口手前まで追越車線を走行していて、直前になって急に走行車線に車線変更し、そのまま出口の減速車線に入っていく車もいます。

 

 それでも、走行車線に車がいない場合には、無理な車線変更をしても事故を起こすリスクは低いと思いますが、危険なのは走行車線に車がいるときです。

 追越車線を走行している車は、走行車線の車を追い越して出ようとしますので、状況によっては分岐地点に近づきすぎて、手前のクッションドラムにぶつかりそうになることがあります。

 

 高速道路から出ようとするときには、追越車線から強引に出るのではなく、予め走行車線に移って無理のない流出を心がけましょう。

(シンク出版株式会社 2021.9.10更新)

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