さる9月10日の午前0時ごろ、広島市東区の山陽自動車道でワンボックスカーが道路規制のための標識車に衝突し、ワンボックスカーを運転していた47歳の男性が死亡する事故が発生しました。
当時事故現場では、その先のトンネル照明点検のため前夜の午後8時半から、およそ1キロにわたって追越車線を規制していました。その規制を示す標識車を見落としたかハンドル操作を誤って衝突したものと見られています。幸い、標識車の運転者には怪我はありませんでした。
こうした車線規制が行われる場合は、手前から何度も標識や表示板で知らせるはずですので、注意していれば気づこことができます。
ただし、昼間に車線規制が実施されている場合は、手前から車の流れが渋滞して気づくことが多いでしょうが、夜間は交通量が少ないので表示板などへの注意を怠っていると、車線規制に気づくのが遅くなる恐れもあります。
この事故の場合は居眠運転の可能性も否定できませんが、深夜の運転では眠っていなくても交通閑散から意識が漫然として、前方への注意がおろそかになる恐れが高くなります。
すいている高速道路でも工事規制などの可能性を予測し、表示版などに注意して走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2021.9.16更新)
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