さる9月13日午後3時15分ごろ、石川県小松市の片側1車線の見通しのよい直線道路を走行していた軽自動車が、信号機のない横断歩道を渡っていた高齢者をはねて、死亡させる事故がありました。
信号機のない横断歩道を渡っている歩行者がはねられる事故が後を絶たないのですが、その原因の一つはドライバーの横断歩道への意識の欠如があると思います。
信号機のある横断歩道であれば、遠くからでも信号が見えるので「赤信号かどうかや、青信号であれば赤信号になるかもしれない」などと、多少は意識をして運転しています。
ところが、信号のない横断歩道では近くに行くまでは横断歩道の路面表示が見えませんので、漫然と運転していると横断歩道という意識がないまま通過をしてしまうことが少なくありません。
ただ、そうした運転をしても事故を起こさないのは、信号機が設置されていない横断歩道は横断者があまり多くないので、事故にならずに済んでいるだけだと思います。
横断歩道は「歩行者の聖域」です。そこを通過するときは、いつも横断歩行者の存在を強く意識して運転してください。
(シンク出版株式会社 2021.9.17更新)
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