工事現場などにわき見をしない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

工事現場などにわき見をしない

写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません

 さる9月13日午後2時半ごろ、愛知県一宮市の名神高速を走行していた大型トレーラーが前を走っていたトラックに追突し、合わせて4台が絡む玉突き事故がありました。

 

 事故現場付近では、工事のため走行が1車線に規制されていて、トレーラーの運転者は「工事現場のほうにわき見をして追突してしまった」などと供述しているということです。

 

 追突事故の原因の一つとして「わき見運転」がありますが、わき見の種類として「自分の興味・関心があるものに目を向けがち」というものがあります。

 

 その代表的なものとしては、この事例のように工事現場や事故現場などに目を向けやすいことがあります。

 

 たとえば、事故現場に出くわすと「どんな事故だろうか」など興味を示しますし、工事現場などでは「どんな重機を使って作業をしているのだろうか」などと、つい目を向けてしまいます。

 

 人間は、こうした興味・関心があるものに対しては、無意識に目を向けてしまう習性がありますので、非常にやっかいです。

 

 運転中に、興味・関心があるものに出会っても、強い意志を持ってわき見をしないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2021.9.22更新)

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