夜間は動物の死骸に注意しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

夜間は動物の死骸に注意しよう

 さる9月16日午前0時50分頃、兵庫県川西市の国道を走行していたバイクが転倒し、運転していた男性が死亡する事故がありました。

 事故の現場は見通しのよい片側2車線道路で、緩やかな下り坂になっており、近くにタヌキの死骸があったのですが、防犯カメラの映像などから事故の直前に車にひかれたようで、バイクの男性はその死骸をよけようとしてバランスを崩したものとみられています。

 夜間、山間部の道路を走行しているときに、急に出てくる野生動物を避けようとして事故になったり、直接衝突して事故になるケースがありますが、先に車と衝突して死亡していた動物を避けようとして事故になるケースもあります。

 道路に死骸を放置していると、新たな事故を招くおそれがありますので、見つけた際には、警察に通報したり道路緊急ダイヤルなどで道路管理者へ連絡することが大事です。

 また、路上の死骸は、いかに遠くから存在を見つけることができるかにかかっています。
 ロービームで走行していると、直前まで発見することができませんので、対向車や前車がいないときは、ハイビームで走行するようにしましょう。


(シンク出版株式会社 2021.10.6更新)

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