さる10月4日午後5時50分頃、岡山市内の堤防道路で、自転車に乗って道路を横断していた小学5年の男子児童が乗用車にはねられる事故がありました。
事故の現場は、片側1車線の見通しのよい直線道路で、男子児童は帰宅途中だったということです。
堤防道路は、河川敷の上に設置してある道路ですから、歩行者などが横断することが滅多になく、ドライバーも歩行者や自転車に対する警戒が薄れてしまいます。
しかし、河川敷などに公園などが設置してある場所があり、そういう場所では横断してくる可能性が高くなりますので注意しなければなりません。
また、歩行者や自転車は道路の下から上ってくるような形になることが多く、走行する車からは直前まで歩行者などが見えず発見が遅れることがあります。薄暮時や夜間では、歩行者や自転車は周囲の風景に溶け込んだり、暗闇に隠れてしまいますのでいっそう発見しにくくなります。
堤防道路は、交差する道路や信号なども少なく、走りやすいイメージがありますが、意外とリスクが高い道路ですので慎重な運転をしてください。
(シンク出版株式会社 2021.10.12更新)
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