さる10月12日午前8時すぎ札幌市東区の交差点で、横断歩道を渡っていた40代の男性が右折してきた乗用車にはねられる事故がありました。
事故の現場の交差点は、午前7時半から午前9時まで右折禁止になっており、乗用車を運転していた女性が時間帯規制に気づかなかったものとみられています。
駐停車禁止などの交通規制の標識はたくさんありますが、そのなかには時間帯規制を示す時間帯が表示されていることがありますが、多くのドライバーはあまり気にしていないように思います。
もともと標識を見ていない人も多く、時間帯規制の表示文字が小さいこともあって、時間帯を確認して運転する人は非常に少ないのではないでしょうか。
しかし、規制標識の時間帯規制ほど重要な意味を持っている標識はないと思います。
この事例のように、右折が禁止されている時間帯に交差点を右折するということは、違反になるのはもちろんですが事故を起こす可能性も高くなるからです。
規制標識の下に、時間帯の表示あれば、絶対に無視をしないでください。
(シンク出版株式会社 2021.10.14更新)
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