最近、日が暮れる時刻が急に早くなったと感じませんか?
夕方とは言えまだ早い時間なのに、急に周囲が暗くなり見えにくくなっています。こんな時期は見落としによる交通事故が増えますので、注意が必要です。
さる11月10日午後4時40分ごろ、北海道札幌市の道道で道路を横断しようとしていた小学3年の男児が乗る自転車が、軽自動車にはねられ意識不明の渋滞となる事故が発生しました。
現場は小学校の近くで通学路にも指定されている交通量の多い道路でしたが、夕暮れで薄暗かったため、自転車の発見が遅れたものと思われます。
午後4時から6時くらいの時間帯は、下校や帰宅あるいは買い物などで歩行者や自転車の交通量が多いのです。夏場であれば十分に明るく、横断する姿が遠くから確認できる場所であっても、この時期は非常に見えにくく危険が増しています。
道路を横断する歩行者や自転車にとっては、毎日の習慣となっている行動でさほど危険を感じていないでしょう。ドライバーは「早めのライト点灯」で周囲に車の接近を知らせるとともに、薄暗い場所に横断歩行者や自転車がいないか、よく注意して慎重に走行しましょう。
(シンク出版株式会社 2022.11.15更新)
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