朝日で眩しいときは慎重な運転を

 さる11月10日午前8時前、千葉県若葉区の道路で荷物の積み下ろしのため停車していた大型トラックに、後ろから来た中型トラックが突っ込み、助手席に乗っていた50代の男性が死亡し、運転者など2人がけがをしました。

 

 目撃者の話によりますと、時速40キロ以上のスピードで、ほとんどノーブレーキで突っ込んでいったということで、中型トラックの運転者は「眩しくて前が見えなかった」と話していたということです。

 

 冬場になると、太陽が傾いて低い位置に上りますので、時間帯によっては運転席に太陽光が差し込み、眩しく感じることが少なくありません。

 進行する方向によっては、真正面から光が差し込んできて、サンバイザーを降ろしても前がよく見えなくなることがあります。

 

 そういうときは、遠くまで見通せませんので、前方に危険を発見したら止まれるスピードまで落として慎重に走行する必要があるのですが、なかにはこの事例のように、眩しくて前が見えないのに、スピードを落とさず運転する人もいます。

 

 朝日で前が見えないのに、スピードも落とさずに運転するということは、前方に駐車車両や横断歩行者などがないという前提で走行することであり、運転者として失格です。絶対にやめてください。

 

(シンク出版株式会社 2021.11.16更新)

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