さる11月24日午後5時半ごろ、愛媛県松山市の信号のない自転車横断帯を歩いて横断していた高齢者が、走行してきた普通乗用車にはねられ死亡する事故がありました。
事故の現場は片側2車線の直線道路で、高齢者は第1車線の車が停止したため横断していたところ、第2車線を直進してきた普通乗用車にはねられたとみられています。近くには道路を渡るための歩道橋があるということです。
この事故に至った状況をみると、乗用車が近くに横断歩道橋のある自転車横断帯手前で止まっている車の横を、なぜ通過したのか不思議でなりません。
第一車線に車が止まっていたのですから、当然横断歩行者か自転車がいて、その通過を待っていることは予測できるはずです。近くに横断歩道橋があるのですから、なおさらです。
横断歩道橋がある場所では、高齢者など体力的な問題がある人は階段を上ることが出来ませんので、その近くの路上を横断してくることはよくあることです。
横断歩道橋付近を走行するときには、横断してくる歩行者や自転車に注意するのはもちろんですが、隣車線に車が停止しているいるときはその前に出る前に一時停止をしてください。
(シンク出版株式会社 2021.12.3更新)
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