さる12月9日午前9時40分ごろ、愛知県東浦町の道路を散歩していた保育園児の列に乗用車が突っ込み、7人がケガをする事故がありました。
乗用車を運転していた74歳の男性は、事故直後は警察官と会話をしていたのですが、その後体調不良を起こして病院を搬送されて意識不明の重体となっています。男性は脳内出血を起こしていたとみられています。
関係者の話によりますと、男性は朝からゲートボールをしていたのですが、体調不良を訴え途中で帰ったということですから、何らかの体調の異変を感じていたと思います。
こうした体調不良を感じたとき、車の運転を止めるかどうかの判断は非常に重要になりますが、その可否の判断は自分しか下せないので、甘いものになりがちです。
日常的に車を運転していると、少々体調が悪くてもこれまで運転してきたのだから、大丈夫だろうと考える人は多いと思います。
しかし、最近は体調が悪いと感じていても運転して、事故を起こすケースが目立ちます。自分では大丈夫だと思っていても、車を運転しているときに意識を失うリスクを考えてください。
体調が悪いときは、運転をやめる勇気を持ちましょう。
(シンク出版 2021.12.16更新)
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