対向車線にバイクがいたら追い越さない

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません。
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません。

 

 さる12月19日午後1時45分ごろ、東広島市の県道を走行していた乗用車がセンターラインをはみ出して前車を追い越そうとした際に、対向車線を走行してきた原付バイクと衝突し、バイクを運転していた男性が死亡する事故がありました。

 

 片側1車線道路を走行しているとき、前にゆっくりと走行している車がいたら、追い越して先に行きたいと思うことがあると思いますが、言うまでもなく追越しは対向車線に出て前を走っている車の前に出ることなので、リスクが高い運転行為だということを認識する必要があります。

 

 ですから、前車を追い越すときには追越禁止場所でないことはもちろんですが、自分が対向車線に出て前車を追い越して前に出るまでに、対向車が来ていないことを確認する必要があります。

 

 ところが、対向車線にいる車の位置を正確に見極めるのは非常に困難で、とくにバイクのような車体の小さな存在は遠くに見えてしまいますので、バイクが近づいてくるまでに追い越せるだろうと対向車線に出たところ、アッという間に近づいてくることがあります。

 

 対向車がバイクの場合は、距離感やスピード感を誤りやすいので、安易に追越しをしないようにしてください。

(シンク出版株式会社 2021.12.23更新)

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