さる1月21日午前8時半ごろ、北海道岩見沢市内の道路を走行していた軽乗用車が、路面のわだちにハンドルをとられ、路肩の雪山に衝突して横転する事故がありました。
この事故で、後部座席に乗っていた4歳男児が重傷を負い病院に搬送されましたが、意識はあるということです。助手席に乗っていた6歳男児も手に切り傷を負っています。
横転した車は、保育園への送迎中だったということですが、6歳未満の子どもを車に乗せる場合に使用が義務づけられているチャイルドシートは設置されていなかったということです。
チャイルドシートをなぜ着用しなければならないかというと、法律で義務づけられているというよりも、もっと大切な視点で考える必要があります。
それは、自分の子どもの命を守るためには、チャイルドシートを使用することが絶対に必要なことだという視点です。事例のように、雪道などを走行するときには、事故を起こすリスクは高くなり、子どもにケガをさせる確率は各段に高くなります。
子どもの命を守るのは親としての責務です。子どもを車に乗せるときには、絶対にチャイルドシートを使用してください。
(シンク出版株式会社 2022.1.26更新)
ほんの一瞬の油断であっても、ひとたび人身事故を起こしてしまうと、被害者の受けたダメージによっては、その後の人生を棒に振ってしまうことになりかねません。
本書では、「一瞬の油断」によって起こりやすい事故を6パターン漫画で紹介し、事例ごとに油断に陥る心理背景を解説して理解する構成となっています。
長い期間交通事故を起こしていないドライバーや、運転が自己流になっている運転者におすすめの一冊です。