トラックの衝突事故は乗員のダメージが大きい

 

 さる2月16日午後11時10分ごろ、熊本県八代市の九州自動車道にある大平山トンネルで家畜運搬用のトラックが前方のトラックに追突したあと左右のトンネル側壁に激突し、トラックの助手席と中央座席に座っていた20代の男女が車外に投げ出されて死亡しました。運転していた19歳の男性は軽傷でした。

 

 運転者は軽傷でしたからシートベルトを着用していたと思われますが、助手席と中央席の男女は着用していなかった可能性があります。高速道路の事故では、非着用の乗員は衝突の衝撃により車外放出されるケースが多くなります。

 

 なお、高速走行中にトラックが衝突したとき、状況によってはシートベルトを着用していても運転者や同乗者が死亡する例があります。

 トラックの運転席は乗用車などに比べて衝突時の生存空間が少ないので、事故の衝撃をまともに受ける危険が大きくなるからです。運転席のキャビンが大きく潰れてしまうと、シートベルト着用者でも身体を守れない場合があります。

 

 また、トラックの運転席横の中央席は、腰を固定する2点式シートベルトしか設置されていない車が多いので、衝突時に上体の保護がなくシートベルトをしていても身体に損傷を受ける危険性が高まります。

 トラックが衝突事故を起こした場合は、乗員にも大きなリスクがあることを頭に入れ、とくに高速道路走行時は車間距離を保って、慎重な運転操作が必要です。

 

 いずれにせよ、どんな席でもシートベルトの非着用だけは絶対に避けてください。

 

(シンク出版株式会社 2022.2.21更新)

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