エンジンがかかった車の進行方向に入らない

 さる2月18日午後3時半ごろ、愛知県瀬戸市の県道で停止したダンプカーから降りた男性が、発進したダンプカーにひかれて死亡する事故がありました。

 

 男性は、県道沿いのドラッグストアに買い物に行くためにダンプカーを降りたということです。

 

 詳しい事故状況は分からないのですが、死亡した男性は助手席から降りてすぐトラックの前方を横切ろうとしたのだと思います。

 

 ダンプカーなどの大型車は、運転席の直前は大きな死角があります。したがって、運転者としては発進する前に直前をアンダーミラーで確認する必要がありますが、同僚男性を降ろした後ということで、その確認を怠ったのではないかと思います。

 

 大型車に限らないのですが、車には運転者から見えない死角があります。

 車の周りにいる歩行者などは、車が見えているので、自分が運転者から見えていると思いがちですが、実は死角に入っていて見えていない、あるいは見ていないということが少なくありません。

 

 大型車に限りませんが、運転席に人がいてエンジンがかかっている車が動く方向のエリアには、入らないようにしましょう。

(シンク出版株式会社 2022.2.25更新)

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12月10日(火)

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