後退する車の進路に入らない

  皆さんは、同僚などがバックで車を動かしている時、誘導のため車の後方を見てあげることがあると思います。この場合、自分の立ち位置を車の進路に入れないように気をつけていますか?

 

 構内で同僚が車を前後に動かして作業しているときも同様です。車の進路には絶対に自分の身体を入れないようにしましょう。

 

 いくら信頼している相手でも、操作ミスや確認ミスをすることがあるからです。

 

 さる3月21日午前8時45分ごろ、埼玉県さいたま市のアパート駐車場で、61歳の男性が息子の運転するトラックとアパートの外壁に挟まれ、頭を強く打つなどして死亡しました。

 

 男性は息子らと引っ越し作業をしていて、息子の運転するトラックが後退したとき後ろで作業していたということです。トラックの車両操作を誤ったか、後方の確認ミスの可能性があります。

 

 もちろんこうした作業中は、運転者が後方の安全確認やギアの確認を念入りにすることが必要条件ですが、ミスをする恐れは常にあります。

 

 そこで、周りにいる人は、自分の命を守るために車から目を離さずに、タイヤの向きなどにも注意し、車の後方・前方の進路上に立たないよう注意しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.3.23更新)

■横断歩行者・自転車に対する事故防止小冊子

 近年、道路を横断している歩行者や自転車との衝突事故が多発しています。事故の原因は、ドライバーが漫然運転をしていて、前方をよく見ていなかったなど、発見が遅れるケースがほとんどです。

 

 本冊子は、横断歩行者や自転車を見落とさないために、どこをチェックするかを詳しく解説しておりますので、事業所での事故削減に効果的な1冊となっています。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

12月13日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。