被害者が「大丈夫」と言っても病院で検査を

 さる5月6日午後11時すぎ、埼玉県川口市のアパートの一室で、午前中に事故にあった78歳の男性が死亡する事件がありました。事故を起こした車の運転者が、アパートを訪ねたところ、死亡していたものです。

 

 車の運転者は、同日午前9時すぎに死亡した男性と衝突し、頭から血を流していましたが「大丈夫だ」などと話したため、車の運転者が自宅アパートまで送り届け、その後様子を見に行ったところ、死亡していたということです。

 

 警察は車の運転者を「ひき逃げ」などの疑いで逮捕しました。

 

 事故にあった被害者などは、気が動転しており、ケガをしていても「大丈夫」ということがあります。

 

 運転者のほうも、落ち度がありますので、被害者から「大丈夫」などと言われると、警察へ届けると違反点数を付加されるし、事故処理に時間がかかるなど、いろいろなこと考えて、つい被害者に甘えたりすることがあります

 

 しかし、これまでの事例を見ていると、事故にあったときは何もないように見えても、自宅に帰ってから急に体調が悪くなって死亡するケースも少なくありません。

 

 事故を起こしたときには、相手の人が「大丈夫」といっても、その場から立ち去らないで、病院などで検査を受けてもらうようにしてください。

(シンク出版株式会社 2022.5.11更新)

■一瞬の油断による事故で人生を狂わせないために

 ほんの一瞬の油断であっても、ひとたび人身事故を起こしてしまうと、被害者の受けたダメージによっては、その後の人生を棒に振ってしまうことになりかねません。

 

 本書では、「一瞬の油断」によって起こりやすい事故を6パターン漫画で紹介し、事例ごとに油断に陥る心理背景を解説して理解する構成となっています。

 

 長い期間交通事故を起こしていないドライバーや、運転が自己流になっている運転者におすすめの一冊です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月8日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。