運転中、緊急車のサイレンが聞こえていますか?

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる5月8日午後9時半すぎ、群馬県伊勢崎市の交差点で、緊急走行中のパトカーと乗用車が出合い頭で衝突し、乗用車を運転していた女性がけがをする事故ありました。

 

 事故当時、パトカーは110番通報があった現場に緊急走行で向かう途中だったということで、交差点に進入する際、赤色灯をつけてサイレンを鳴らしていました。

 

 どちら側の信号が青だったのかなど詳しい状況はわからないのですが、いずれにしてもパトカーが赤色灯をつけてサイレンを鳴らして交差点に進入しているのですから、乗用車のほうが進路を譲る義務がありました。

 

 最近の運転者のなかには、イヤホンを耳に入れてスマートフォンを操作しながら、運転している姿をよく見かけます。

 

 おそらくスマホから音楽を聴いていたりするのでしょうが、そういう人には緊急車のサイレンなどは聞こえていないと思います。

 

 安全運転をするうえで、外部から入手する音の情報は非常に重要です。運転中に外部からの音を遮断していると、緊急車両のサイレンの音や踏切の警報音などが聞こえず、事故の要因になります。

 

 運転するときは、イヤホンなどで音楽を聞いたりしないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2022.5.12更新)

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