車に積んだ補助バッテリーは劣化の危険がある

 覚えている方もいるかも知れませんが、さる2020年5月26日に新潟県上越市で、舗装工事のパトロールをしていた男女2人が駐車中の車内で死亡していたのを発見された事件がありました。

 

 この事故がこのほど、後部座席に積まれていたバッテリーが劣化して硫化水素が発生したことによる中毒と判断され、バッテリーを取り付けた業者が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。

 

 劣化したバッテリーを使い続けると硫化水素が発生する危険性があり定期的な点検が必要だということです。

 

 警察は設置業者が被害者にそうした危険を十分注意喚起していなかったと判断したものです。

 

 バッテリーは水没後に取り扱いを間違うと、ショートして発火したり感電事故を起こすことを知っている人は多いと思いますが、劣化すると硫化水素ガスが発生する危険があることを知る人は少ないでしょう。

 

 車用バッテリーは車の定期点検をしていれば大丈夫ですが、別に積む補助バッテリーなどが危ないのです。 

 死亡した2人の車には、パソコンや回転灯に使うため車内に車の始動用バッテリーを別に設置していたそうです。

 

 業務用車両にこうしたバッテリーを積んでいる人は、使用に適したものか確認するとともに、劣化していないか点検を怠らないようにしましょう。

 (シンク出版株式会社 2022.5.18更新)

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