ホッとしたときに落とし穴が……

 皆さんは、荷物を積んで納品に行くときや初めて入る取引先の敷地などに入るときには、結構緊張して運転すると思います。

 一方で、自社の駐車場や自宅に戻ってきたときは勝手知ったる地元の道なので安心し、駐車場に入るときもスイスイとハンドルが動くでしょう。しかし、こうしたホッとしたときが実は危ないことに気づく必要があります。

 

 さる5月15日午後5時20分ごろ、静岡県沼津市の市道で路線バスと2人乗りのスクーター型バイクが衝突し、バイク後部に乗っていた20代の女性が頭を打って重体となりました。

 現場は、バス会社の本社車庫への入り口で、営業を終えたバスが左折で進入しようとしたところ、路側帯を走ってきたバイクと衝突したものとみられています。

 

 バスが車庫入りする場合、一時停止と左後方確認は当然入念に行うはずですが、車体が斜めになってミラーの死角にバイクが入ったときに目視による安全確認が甘かったなど、何らかの確認不足があったのではないでしょうか。

 

 仕事が終わって気が緩み、慣れ親しんだ場所で確認が不十分になった可能性が考えられます(入庫誘導者がいて指示を過信したために見落とした、などの可能性もあります)。

 先にバスが左折をほぼ終えていてバイクが衝突してきた可能性もないとは言えませんが、車が右左折する場合は、しっかり停止してバイクなどを先に行かせる配慮が事故を防ぎます。

 

 道路外から駐車場などに入る場合は、歩道にいる歩行者や自転車、後方のバイクや入庫先のスペースの有無など確認するポイントが多くあります。通常、バイクが路側帯を走行するのはルール違反ですが、車道が狭い場所ではバイクも走っているのが実態です。そうしたことも頭に入れて、一つひとつの確認と操作を切り分けて、慎重に行動しなければなりません。

 仕事を済ませてホッとしたときこそ、「油断しない」と自分自身にいい聞かせ、気を引き締めるようにしましょう。 

(シンク出版株式会社 2022.5.19更新)

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